妊婦になって、知ったこと。つわりが辛い!
久しぶりの投稿です。
妊婦になり、ゆるりゆるりと過ごしています。仕事は、職場の配慮により、たち仕事から座り仕事へと変えてもらい、ありがたいなぁと感じています。それでも日によっては、体調が思わしくなく、寝て過ごすこともあります。
そんな私ですが、先月正月明けまでは、本当に辛くて出口のない迷路で泣いている気分でした。いえ、泣いていました。
そう、つわりです。
妊娠が分かって夫婦で喜んだのもつかの間、割とすぐつわりはやってきました。
最初は寒気と嘔吐感でした。ちょこちょこお腹が空いて、気持ち悪かったり、酸味があるものが口にできなくなったり、夜中に何度もお腹が空いて気持ち悪くなり、目が覚めたり…。
蒟蒻ゼリーが食べやすい、とネットでの口コミと、ベッド際に置きやすいことから夫に買ってきてもらい、最初のうちはそれでしのいでいました。まだ、余裕があり、 つわりに対してそこまで辛さを感じてはいませんでした。
しかし。だんだんと、ゼリーを食べると科学薬品的な味が強くするようになり、食べれなくなってしまいました。そしてそれは、他の食べ物でも味が制限され始め、あれもダメ、これもダメ、昨日食べれたのに、今日食べると気持ち悪い…など、受け付けなくなってきたのです。
今日何が食べられるのか、口にするまで分からない、お腹は空いているのに、食べたい物も、食べられるものも自分で分からない…
毎日、まさに船酔い状態。
吐き気がいっとき収まって、スーパーへ行くときは、店内の寒さに震えながら、気持ち悪さで真っ直ぐ立てず、でもできるだけ、手早く買い物をするようにしていました。
どんな時もバナナは食べれたので、必ず買っていました。
また、自分一人での食事だと、食が進まず、何度もお腹が空いて小分けで食べていたのですが、夫がいて、作ってくれた味の濃い料理を無理かも…とふうふう言いながら起きて口にすると(量は通常よりかなり少ないものの)案外食べれたり、と全く自分の食がコントロールできない不安定な毎日でした。
ずっと家にいるんだから、テレビや雑誌を見て、気楽に過ごせるのでは…と思うかもしれませんが、そんな気力さえも消え失せ、暗い部屋でひたすら横になる毎日。そしてその状態でも、気持ち悪くて寝られず、虚無感、孤独感に苛まれる、そんな毎日でした。
初期も含めると2ヶ月ほどそんな状態が続き、辛くて辛くて、世の中のお母さんたちの多くは、こんな時期を乗り越えて出産していたのか…!と尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
つわり時期の泣き言を、殆ど聞いたことがなく、つわりというものの実態が全く分かっていませんでした。
それくらい、辛かったです。
家で寝たきりで、夫以外の人と会う機会もなく、話を聞いてもらえる人もいないのは孤独…そんな私が、年末少し気分を軽くできたのは、会社の忘年会でした。
長くなったので、続きは次回。